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<新型インフル>「殺到」など課題も 輸入ワクチン承認(毎日新聞)

 新型インフルエンザの輸入ワクチンが承認されることで、全国民分のワクチンを確保できることになった。しかし、課題も残る。

 「最初は予約が殺到するのでは。かかりつけ医を持たない人も多いので、慎重な予診も必要になる」。東京都内の内科診療所の院長は懸念する。持病のある人や子供などに限られていた接種対象者が一気に約7250万人も増えるからだ。

 ◇国産も選択可能

 輸入ワクチンは2月初旬から医療機関へ出荷される。接種回数はグラクソ・スミスクライン製が1回、ノバルティス製は18〜49歳が1回、それ以外は2回で、費用は国産と同じ3600円(2回で6150円)。医療機関に国産と輸入の両方があった場合には、接種希望者が選択できる。

 厚労省は接種の優先順位は付けない方針。だが、自治体などに対しては、介護従事者ら重症化リスクの高い人に接する機会が多い職業の人への早期接種の配慮を求める構えだ。

 ◇余ったら廃棄?

 一方、国産ワクチンも約5400万回分生産され、ワクチンが余るのは確実だ。厚労省によると、ドイツやフランスでは副作用への懸念などから接種が進まず、政府が購入予定を一部キャンセル。米英など9カ国は、WHO(世界保健機関)に途上国へのワクチン提供を申し出ている。

 厚労省は「現段階でキャンセルや途上国への提供の計画はない」とし、余った場合の使い道は未定で、輸入ワクチンの有効期間は半年〜1年半。国立感染症研究所の岡部信彦・感染症情報センター長は「輸入を決めた以上、廃棄も仕方ない。ウイルスは変異しやすいので来シーズンの使用は難しいだろう」と話す。【清水健二、関東晋慈】

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by sstsg0sm1b | 2010-01-21 00:53


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